大学を食べる
大学受験シーズン、真っ只中である。
もう随分と前の話だが、当時の自分もこの時期はそうとう焦っていたのを思い出す。
結果は、、、ここでは伏せさせて頂こう。
そんな中、以前から気になっていたお店に満を持して行ってきた。
なんとここでは、大学が食べられるのだ。
逆光で見にくくてごめんなさい。
右から、"東大巻"、"日大巻"、"一橋巻"などなど、こちらのお店では大学名が
そのまま手巻き寿司の名前になっているのである。
おじゃましたお店は、"それからの吟"。
武蔵野市西久保にある、寿司居酒屋だ。
もう随分と前の話だが、当時の自分もこの時期はそうとう焦っていたのを思い出す。
結果は、、、ここでは伏せさせて頂こう。
そんな中、以前から気になっていたお店に満を持して行ってきた。
なんとここでは、大学が食べられるのだ。
こちらがそのメニュー。 |
逆光で見にくくてごめんなさい。
右から、"東大巻"、"日大巻"、"一橋巻"などなど、こちらのお店では大学名が
そのまま手巻き寿司の名前になっているのである。
おじゃましたお店は、"それからの吟"。
武蔵野市西久保にある、寿司居酒屋だ。
おもしろ手巻き
カウンターに座り、熱燗と"おもしろ手巻き"を3つほど注文した。
どれもおいしい。
お酒もすすむ。
ネーミングの理由
とうぜん、なぜこのような名前が手巻き寿司に付けられたのかが気になった。
こちらからそれを訊ねる機会をうかがっていると、逆にお店のマスターの方から教えてくれた。
「早稲田は"イクラ"がんばっても無駄。"アスパラ(明日から)"がんばれ。」
「慶應は三田の色魔。"ホッキ"しすぎ。」
「電〇はビリビリしびれるから、唐辛子と明太子。あんたは初めてだから、控えめにしといたよ。」
…ありがとうございます。控えめにして頂いたおかげで、おいしく食べられました。
しかし、なんという斜め目線だ。
理由を聞いたとき、笑うしかなかった。
他の手巻き寿司のネーミングの理由も知りたくて、あと二つ注文した。
「中央大学は六大学野球への加盟の誘いを断った。アホなんで"アボカド"。」
「安倍のやつは整形して出直して来いってんだ。」
やっぱり、その角度からのネーミングだ。
成蹊巻については具材にすら触れていない気がするが、きっと一般人には分からない
深い理由があるのだろう。
寿司を頼み、理由を聞き、カメラに撮る、という行動を繰り返していると、
隣りの席に座っていた方から、「これも撮ったら」という言葉を頂いた。
「玉子(イエロー)、イクラ(マゼンダ)、アスパラ(シアン)で色の三原色だ。アスパラは緑だけど、そこは勘弁な。」
なんとも真っ当な理由である。
今までが今までだっただけに、逆に驚いてしまった。
「玉子」は「多摩」にもかかっているとのことだ。
それからの吟
お店は団体のお客さんもいて、大変混んでいた。
そんな中でもマスターは、一見にも関わらず、いろいろと会話をしてくださった。
隣りの方との交流もあり、とても楽しい時間を過ごすことができた。
お酒も加わっていたので良い感じになってきたが、おなかもいっぱいになったので帰ることに。
会計をする際に、もう一つ気になっていたことを訊ねた。
「お店、閉められるんですね」
「そうなんだよ。またそのうち、やろうと思ってるけどね。」
とある事情により、"それからの吟"は2/27で閉店となるのである。
今まで気になっていながらも足を止めていたのに、今になって初めてお店に入った理由は、
実はここにあった。
「せっかく良いお店を見つけられたのに」
隣りの席の方も残念そうだった。
"それからの吟"の由来についても訊ねた。
お店のマスターは、以前に武蔵境で寿司屋を経営していたらしい。屋号は"銀寿司"。
それが少し前にこちらに移り、"それからの吟"に改めた、ということだ。
「銀を吟に変えたけど、"パート2"ってことでね。」
カウンターに座り、熱燗と"おもしろ手巻き"を3つほど注文した。
ハンカチ王子こと祐ちゃんでお馴染みの早稲田巻(山芋、アスパラ、イクラ、マヨネーズ)。 |
エリートなイメージの慶應巻(ホッキ貝、山芋、生ウニ)。 |
実はちょっとだけ母校だったりする電〇巻(唐辛子、明太子)。 |
どれもおいしい。
お酒もすすむ。
ネーミングの理由
とうぜん、なぜこのような名前が手巻き寿司に付けられたのかが気になった。
こちらからそれを訊ねる機会をうかがっていると、逆にお店のマスターの方から教えてくれた。
「早稲田は"イクラ"がんばっても無駄。"アスパラ(明日から)"がんばれ。」
「慶應は三田の色魔。"ホッキ"しすぎ。」
「電〇はビリビリしびれるから、唐辛子と明太子。あんたは初めてだから、控えめにしといたよ。」
…ありがとうございます。控えめにして頂いたおかげで、おいしく食べられました。
しかし、なんという斜め目線だ。
理由を聞いたとき、笑うしかなかった。
他の手巻き寿司のネーミングの理由も知りたくて、あと二つ注文した。
八王子の雄:中央巻(アボカド、マグロ、ネギ)。 |
吉祥寺に立地する前首相の出身校:成蹊巻(山芋、マグロ)。 |
「中央大学は六大学野球への加盟の誘いを断った。アホなんで"アボカド"。」
「安倍のやつは整形して出直して来いってんだ。」
やっぱり、その角度からのネーミングだ。
成蹊巻については具材にすら触れていない気がするが、きっと一般人には分からない
深い理由があるのだろう。
寿司を頼み、理由を聞き、カメラに撮る、という行動を繰り返していると、
隣りの席に座っていた方から、「これも撮ったら」という言葉を頂いた。
隣りの方が頼んだ多摩美巻(玉子、イクラ、アスパラ、マヨネーズ)を激写。 |
このような交流は本当にうれしい。 |
「玉子(イエロー)、イクラ(マゼンダ)、アスパラ(シアン)で色の三原色だ。アスパラは緑だけど、そこは勘弁な。」
なんとも真っ当な理由である。
今までが今までだっただけに、逆に驚いてしまった。
「玉子」は「多摩」にもかかっているとのことだ。
それからの吟
お店は団体のお客さんもいて、大変混んでいた。
そんな中でもマスターは、一見にも関わらず、いろいろと会話をしてくださった。
隣りの方との交流もあり、とても楽しい時間を過ごすことができた。
お酒も加わっていたので良い感じになってきたが、おなかもいっぱいになったので帰ることに。
会計をする際に、もう一つ気になっていたことを訊ねた。
「お店、閉められるんですね」
「そうなんだよ。またそのうち、やろうと思ってるけどね。」
とある事情により、"それからの吟"は2/27で閉店となるのである。
今まで気になっていながらも足を止めていたのに、今になって初めてお店に入った理由は、
実はここにあった。
「せっかく良いお店を見つけられたのに」
隣りの席の方も残念そうだった。
"それからの吟"の由来についても訊ねた。
お店のマスターは、以前に武蔵境で寿司屋を経営していたらしい。屋号は"銀寿司"。
それが少し前にこちらに移り、"それからの吟"に改めた、ということだ。
「銀を吟に変えたけど、"パート2"ってことでね。」
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2008年02月20日 Posted by山茶花 at 23:47 │Comments(4) │気になるお店
この記事へのコメント
西久保ですね!
チャリで行けます!
…と思ったらもうじき閉店?
ん〜、行ける日があるかなぁ。。。
チャリで行けます!
…と思ったらもうじき閉店?
ん〜、行ける日があるかなぁ。。。
Posted by こぐま at 2008年02月21日 08:57
オレもチャリで行ける・・・ が、銭が無い・・・
しかし若者、大作が続きよるなぁ・・・ 俺の好きな福井晴敏さんみたいじゃ!
大作を定期的に・・・ってか。 じゃ!
しかし若者、大作が続きよるなぁ・・・ 俺の好きな福井晴敏さんみたいじゃ!
大作を定期的に・・・ってか。 じゃ!
Posted by 麗 仙人 at 2008年02月21日 10:26
チャリでも歩いても遠いなー
しかし洒落の効いたオヤジさんだねぇ
パートスリーの「ぎん」の字が楽しみですね
♪d(⌒〇⌒)b♪
しかし洒落の効いたオヤジさんだねぇ
パートスリーの「ぎん」の字が楽しみですね
♪d(⌒〇⌒)b♪
Posted by Bleumama at 2008年02月21日 12:44
コメントありがとうございます。
> こぐまさん
西久保二丁目のバス停の近くです。
もし都合があいましたら、ぜひ。
> 麗 仙人 さん
そんな、めっそうもございません。
でも、そのようなお言葉を頂いて光栄です。
閉店まで間もなくになってしまいましたので連日のアップとなりましたが、
今後はある程度間隔をおいての更新になるかと思います。
> Bleumama さん
オヤジギャグへの風当たりが厳しくなって久しいですが、
ここまで堂々とされていると粋に感じます。
次の「ぎん」はなんでしょうかね。
「金」に格上げかしら。
> こぐまさん
西久保二丁目のバス停の近くです。
もし都合があいましたら、ぜひ。
> 麗 仙人 さん
そんな、めっそうもございません。
でも、そのようなお言葉を頂いて光栄です。
閉店まで間もなくになってしまいましたので連日のアップとなりましたが、
今後はある程度間隔をおいての更新になるかと思います。
> Bleumama さん
オヤジギャグへの風当たりが厳しくなって久しいですが、
ここまで堂々とされていると粋に感じます。
次の「ぎん」はなんでしょうかね。
「金」に格上げかしら。
Posted by 山茶花 at 2008年02月21日 22:12
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